弟が結婚式に出席するにあたって何が大変だった?
ん~色々あったけど、誰が弟の面倒をみておくかということが一番悩んだかな。
たしかに、両親って式や披露宴では忙しいもんね。。。
そうそう。当日は私も両親も色々動きがあるし、うちは親戚に頼むといっても弟と中々会わないからどう接したらいいか分からないだろうし…と思って悩んだよ。
前回の記事『きょうだい児の結婚式①』でも書きましたが、
一番大きな問題は『誰に弟のことを任せるか』ということです。
そもそも結婚式の日に弟をデイサービス等に預けることもできるのですが、そこは家族として少しでも参加してほしいな(きょうだいは私だけなので、おそらく人生で一回しか経験できない)、、と考えました。
弟の特徴
まず、弟は初めての人・環境や状況に弱いです。もちろん今まで結婚式場という場所にも行ったことがありません。。。なので付き添ってもらう人は弟への理解がある人か障害のある方と接することに慣れている人じゃないと厳しいだろうと考えました。
付き添ってもらう方の候補
一番よくあるのは、身内に付き添ってもらうという流れだと思うのですが、うちは親戚が少なく、弟とも滅多に会わない人ばかりで、どう接したらよいかわからず、弟も困るかなと考えたのでお願いする選択肢には入らなかったです。
そこで、私が思いついたのは結婚式に出席していただく予定の私の友人です。
おそらく披露宴は食事があるので、弟も参加しやすく、両親と同じテーブルなら何とかなるかな?と思い、付き添いをお願いするのは【挙式リハーサルと挙式】の間です。
私は大学の頃、教育学部の特別支援教育専攻だったので、教員になった友だちが多く、校種は様々ですが支援学校で働いている人も多いのです。
今回は弟の付き添いということで、男の友人の方がいいと考えました。
(弟は比較的男の人の方が受け入れやすく、トイレの付き添いも同性の方がいいので)
早速依頼してみました…
私の友人(男性2人)にお願いしてみました。
友人として式に招待する予定の2人だったので、本来なら式を楽しんでもらう時間を仕事の依頼みたいになることが心苦しかったのですが・・・
2人とも快く承諾してくれました(´;ω;`)
弟とは直接会ったことはないものの、大学時代によく私が話に出していたので理解してくれていました。
※この友人2人には結婚式の二次会(友人のみ)にも招待していたので、式は仕事みたいになっちゃう分、二次会で楽しんでもらおうと予定していました。それと私の両親にも相談の上、2人には当日にお礼を渡す形にしました。
依頼内容
まず、式当日のおおまかな流れが以下の通りです。
★が私の友人にお願いする時間です。
- 母の着付け開始(13時~)
- 父の着替え★
- 挙式リハーサル(新郎新婦&新婦両親)★
- 挙式★
- 集合写真
- 披露宴
- お見送り(~19時)
何度も書いていますが、結婚式というのは新郎新婦はもちろん、両家のご両親も色々と忙しいので、ほとんどの時間を弟の傍から離れなければなりません。
理想の流れ
弟の流れは以下のように考えていました。
- 挙式が終わるまでは別室で待機
- 集合写真が可能なら参加
- 披露宴は基本的に参加←美味しい食べ物があればいけるかなと予想して(笑)
私としては、弟のことを理解して頂いているゲストの方が多かったので、弟には無理のない範囲で参加してもらえたらというのが願いでした。
おそらく今後の人生で結婚式という場に参加できる機会は中々ないだろうし、自分の姉の結婚式くらい参加できる世の中であってほしいと思っているからです。
様々な想定
当日は自由に動ける人が限られているので、いろんな想定を考えておく必要があり、想像力が大事になってきます(笑)
!!! ここで一つ、起こりえる問題点が出てきました!!!
母は着付けの関係で先に式場へ向かい、後から父・弟・祖母が式場に入る予定で考えていたのですが、もし弟が式場に着いて嫌がってしまった(式場内に入ろうとしない)場合に誰に付き添いをお願いするのかということです。
私の友人には、あくまで式場内での付き添いをお願いしたものの、式場の外にまで付き添ってもらうのはさすがに頼めないなと思ったのです。。。
まとめ~次回につづく~
こうして快く承諾してくれた友人にお任せする形で動き出したものの、式場に入れなかったときの想定をしておく必要が出てきてしまいました。。。
本来なら父か母が交代で対応するのですが、中々結婚式ってそうはいかないことが多くて…次回に続きます!