きょうだい児の結婚式って悩みが多そうだね。
相手の親族のこともあるし、ゲストの方の理解も必要になるから色々と迷う人も多いと思うよ。
式場側の協力も必要になるよね?
そうそう。私の式の場合は準備から対策まで結構大変だったな~もう懐かしいけど(笑)
まず問題点はたくさんあります。
- 相手の親族の理解
- 身内の親族の理解
- ゲストの方の理解
- 式場スタッフの方の協力
- 弟(広汎性発達障害)が参加できるかどうか (これが一番悩んだ)
様々な問題とぶち当たりましたが、、、
結論から先に言うと 私の弟は式は別室で待機、披露宴は参加できました。そして結婚式は私にとってとても大切な思い出になりました。
※弟はかなり重度の知的障害があり、コミュニケーションは取れません。
前回はきょうだい児の結婚として私の経験を書かせてもらいました。今回は私の結婚式での経験について書きたいと思います。これから結婚式を考えているきょうだい児の方の参考になれば嬉しいです。
相手の親族の理解
前回の記事でも書いたように、有難くも彼の両親は弟のことを受け入れてくれていたのと、両家とも親族は少なく、弟と初対面になる方々も遠方に住まれている親族というのもあって、当日だけ顔を合わす程度なら大丈夫かな~と思っていました。(謎のポジティブ精神…笑)
親族に関することは人それぞれですよね。相手の両親は受け入れてくれていても親族が多いと事前にどこまで伝えておくべきなのかとか悩むと思います。
あと、私が挙げた式場は親族だけの控え室は無く、ゲストの方と同じ部屋で待機だったので(これは賛否両論あると思います)親族顔合わせという時間が設けられているわけではなかったので、あまり気にせずに済んだのかもしれません。
身内の親族の理解
私の場合は、身内の人数も少ないので結婚式に招待する親族はみんな弟のことを受け入れてくれている人しかいなく、心配する必要がなかったです。ただ、普段は離れた場所に住んでいるので中々顔を合わせることがなく、弟にどのように接していいのかは分からないといった様子でした。
ゲストの方の理解
これはもう招待する人を信じるしかなかったですね(笑) 私と旦那さんとの共通の友人がほとんどだったこともあり、弟のことは実際に会ったことはないけど、知っているという人が大半でした。旦那さん側の友人数名が弟の障害のことを知らないような状況でしたが、式場内の座席も離れているし、何か迷惑をかけることにはならないと判断したので、事前に伝えることはなかったです。
式場スタッフの方の協力
これは非常に大事です。まずは弟の障害について理解してもらい、当日関わるスタッフの方にも協力してもらう必要があるからです。式場を決めた数日後に両親も一緒に式場へ来てもらい、プランナー責任者の方に弟も参加できるように協力をお願いしました。できる限りのことはさせてもらうと言っていただき、少しホッとしたことを覚えています。
式場には事前に細かく打ち合わせをして、結婚式の間は別室で待機、披露宴で出席できる形を目指して調整していました。(詳細は次の記事になると思います。)
弟(広汎性発達障害)が参加できるかどうか (これが一番悩んだ)
私の弟はもちろん『結婚』や『結婚式』という意味は分かっていないし、変化に大変弱いです。初めての場所や状況が苦手で、嫌がって声をあげたり、帰ろうとしたりするタイプです。両親がついていると渋々言うことを聞くことが多いですが、、、
ここで問題発生!!!
両親がいないと、弟のことを対応をできる人がいません!!! しかし、父も母も当日は新婦の両親としての出番もあり、式中は最前列に座っています。
その間弟は別室で待機するにしろ
「誰が弟と待機するの?」という問題になってきます。。。
まとめ~次回につづく~
いろんな問題にぶつかりながらも、何とか平和に式が挙げられるように試行錯誤していきました。次の記事では、具体的にどのような対策を取っていったのかを書いていきたいと思います。進めていく中で新しい問題も出てきました・・・(笑)